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私が泉神社を参拝したのは2024年の夏。茨城に帰省したタイミングを利用して訪れました。

奥さんがパワースポット好きの友人から泉神社の話を聞いたことが参拝のきっかけで、それまでは泉神社の存在自体を知りませんでした。
泉神社は茨城県日立市にある、森に囲まれた伝統ある神社。崇神天皇の御代(紀元前四十二年)に祀られた常陸国延喜式内社でもあります。


式内社とは、『延喜式神名帳』に記載された2,861社の神社のこと。
「延喜式」とは平安時代中期(927年)に成立した律令の施行細則で、「延喜」とは「延喜式」の編纂が始められた年号をさします。
当時の律令制の規定には、神宮はじめ神社の祭祀に関することが明記されていました。そのなかに朝廷がお祀りをすべき「全国の神社一覧」が記載されていて、それが『延喜式神名帳』と呼ばれています。

古来からこの地に鎮座し、朝廷にその存在を認められた神社ということです
泉神社のご祭神は、天速玉姫命(あめのはやたまひめのみこと)。主なご利益は「五穀豊穣」「海上安全」「縁結び」などが挙げられます。

はるか昔、境内から湧き出る湧水を求めて男女が集まり宴を楽しむ場所であったと伝えられていることから、縁結びの神さまとしても有名。


「縁結びのパワースポット」としても人気があります。
湧き出る水は「夏は冷たく、冬は暖かで、湧き流れて川となっています」と常陸国風土記にも記されており、平成の名水百選に認定された湧水。

毎分1500ℓの清水が湧き出ており、透明度が非常に高く、底を歩くザリガニの姿も見えます。

最近では、令和4年に境内奥地より発掘された「泉龍木」(せんりゅうぼく)も有名。桜の倒木が龍の姿に見えることから、信仰の場として人気を集めています。


また泉神社は、常陸国多賀郡における神玉巡拝の一社でもあります。

筆者も「神玉」を購入しました。
神玉巡拝の神社は全部で10社。全部を周りきるのはいつになるか分かりませんが、コツコツと参拝していきたいと考えています。
筆者が訪れたのは真夏でしたが、泉神社の境内は涼しい風が吹いていて気持ちよかったです。
参道を歩いていると目の前をカマキリが横切ってご挨拶してくれたり、写真を撮ると光の帯のようなものが映ったりと歓迎のサイン?をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいの参拝となりました。

青く透き通った泉が湧き出る、茨城県日立市のパワースポット「泉神社」。また機会を設けて参拝したいなと思います。
\神社のいろはを学べる一冊/
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