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こんにちは、管理人の火沢火洋です。
皆さんは大國魂神社を知っていますか?
約1900年の歴史を誇り、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)をお祀りした、東京都府中市にある由緒正しい神社です。
私は父親の手術成功の祈願に訪れて以来、定期的に参拝するようになりました。
そこで本記事では、大國魂神社の魅力やご利益、筆者が体験した不思議な出来事を紹介します。
大國魂神社とは

大國魂神社は武蔵国の守り神「大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)」をお祀りする神社です。

読み方は「おおくにたまじんじゃ」と読みます。
大國魂大神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)の御子神で、大昔に武蔵国を開かれて、人々に衣食住の道を教えたほか、医療やまじないの術を授けた神様。

福神や縁結び、厄除け・厄払いの神様としても有名です。
創建の起源は第12代景行天皇の時代。西暦111年5月5日に大神の託宣により造られたと伝えられています。

中古以降は武蔵国の総社となったほか、本殿両側に国内著名の神である六所(ろくしょ)※を配祀したため「武蔵総社六所宮」の社号を用いるようになりました。
※小野大神・小河大神・氷川大神・秩父大神・金佐奈大神・杉山大神の6つ
その後、明治4年(1871)にもとの社号に復し「大國魂神社」と称するようになったそうです。
桜井識子さんの本でも紹介

大國魂神社は、神仏研究家として有名な桜井識子さん(以下、識子さん)の本『東京でひっそりスピリチュアル』でも紹介されました。

識子さん曰く、大國魂神社を訪れた際「6柱の神様」が居たとのこと。
6柱の神様たちが手分けして願いを叶えており、他の神社と比べて願掛けが叶いやすいと紹介されていました。

私も識子さんの本を読んだことが参拝のきっかけです。
初参拝時は、父親が病気で手術を控えていたこともあり、手術の成功を祈願。願掛けの甲斐あって難しい手術は無事成功しました。
それ以来、安産祈願や厄除開運など定期的に参拝しています。
安産祈願で有名な宮乃咩神社

大國魂神社の境内には、安産祈願で有名な「宮乃咩(みやのめ)神社」があります。

源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願した神社で、創立は大國魂神社と同時代
ご祭神は神話にも登場する「天鈿女命(あめのうづめのみこと)」です。演芸や安産の神様として崇敬されており、毎年7月12日には「安産特別祈願祭」が行われています。

宮乃咩神社の特徴は「安産祈願柄杓」

宮乃咩神社の拝殿に向かって右側には沢山の柄杓が奉納されています。この柄杓は底の部分が絵馬になっており、取り外しできる仕組み。

水をすくっても底がなく水が抜けてしまうため、「水が抜けるようにお産が軽くなる」という縁起物です。
順番として、まずは大國魂神社の授与所で安産祈願柄杓を購入。底を抜いた柄杓の束部分に願いを書いて、宮乃咩神社の境内にある柄杓立てに奉納します。

柄杓の底(絵馬)は持ち帰ります。

その後、無事に出産したら、柄杓の底(安産お礼まいり絵馬)に神様へのお礼を書きます。そして初宮参りの際、柄杓立てと反対側にある絵馬掛けに奉納する形です。

私も妻の妊娠中、一緒に宮乃咩神社を参拝。底を抜いた柄杓を奉納しました
おかげさまで妻は無事に娘を出産。その後に大國魂神社を訪れた際、宮乃咩神社へ安産お礼まいり絵馬を奉納し、神様へ感謝の意を伝えました。
大鳳神社の酉の市

毎年11月の酉の日に、大國魂神社の境内にある「大鳳(おおとり)神社」の祭礼として「酉の市」が行われます。
浅草の「鳳神社」、新宿の「花園神社」と並んで関東三大酉の市に数えられるほどの規模。

夜に酉の市を訪れたことがありますがもの凄い賑わいでした。

大國魂神社の一の鳥居から拝殿までの長~い参道の両側には露天商が軒を連ね、人で溢れかえっている状態。

手水舎の手前には熊手商が集まっており、大きな熊手を持った参拝客があちこち歩いていました。

私は大國魂神社社頭で頒布されていた「神符熊手」を購入。

酉の市の期間中しか手に入らない縁起物なので、購入できた時は大喜びでした。今は自宅の神棚に飾っています。

大國魂神社での不思議な体験
これまで何度も参拝している大國魂神社ですが、はじめて参拝した時に不思議な体験をしました。

それは拝殿近くの「人形(ひとかた)流し」での出来事。

「人形流し」とは、「厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くための儀式」。
大國魂神社では、拝殿横にある休憩所の一角に専用の道具や小川が設けられています。

まずは置いてある大幣で自祓いをしたあと、人形に自分の名前を記入。その後、人形で身体の気になる部分を撫でて息を吹きかけます。

最後に小川へ移動し人形を流して儀式は完了です。
筆者は大國魂神社を初めて参拝した時に人形流しをしました。
案内に書かれたとおりの手順を踏み、小川へ移動して人形を流そうとしたところ、目の前に葉っぱに乗った毛虫がプカプカと浮いていたのです。

小川の流れはそれなりに早いのですが、葉っぱに乗った毛虫は不思議と流されず、その場に留まっていました。

神様からの歓迎のサインかなと思わずほっこり。
葉っぱに乗った毛虫を小川から引き揚げて安全な場所に移動させた後、人形を流しました。
厄を移した人形は下流に向けてス~っと流れていき、細かくちぎれてキレイに消えていきました。
まとめ
以上、東京都府中市の大國魂神社を紹介しました

駅から近く商業施設も隣接しており、常に参拝客で賑わっている神社です。
境内は広く見所満載。酉の市以外も大きなお祭りをいくつも行っているので、まだ参拝したことのない方は、ぜひ足を運んでみてください。
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