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私が東伏見稲荷神社をはじめて参拝したのは2024年の夏。神仏研究家である桜井識子さんの本を読んだことがきっかけでした。

「東伏見」の名から京都を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は東京都にある神社。青梅街道という幹線道路沿いに鎮座しています。

私も青梅街道を車で通過した際、朱色の大きな鳥居を見たことがあり、いつか参拝したいと考えていました。境内の中、拝殿のすぐ近くに駐車場があるので、アクセスしやすい環境です。

東京都神社庁のホームページによると鎮座したのは昭和4(1929)年。

関東地方の稲荷信仰者たちが、参拝に便利な東京に伏見稲荷大社のご分霊を奉迎してそのご神徳に浴したいとの熱望が高まり、これに応じた京都伏見の協力で創建されたそうです。

京都伏見稲荷大社のご分祀で、三柱の神様をお祀りしています。
宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
私が東伏見稲荷神社を初めて参拝した時は、ちょうど祈祷が始まるタイミングでした。
境内は比較的空いていたので、祈祷を聞きながら祝詞を唱えてご挨拶。自己紹介を済ませた後は、裏手にあるお塚エリアを散策しました。

所せましと並んだ朱色の鳥居が、何ともいえない神秘的な雰囲気を醸し出しています。
お塚と聞くと「うかつに参拝してはいけない」という認識だったのですが、識子さんの本で此処のお塚は気軽に散策してよい旨、お稲荷様に確認を取っているとのこと。

お散歩気分で歩かせていただきました
ちなみに識子さんの本で、この中に「権太夫社」というお塚エリアのボスらしきお稲荷様がいると紹介されていたのですが、見つけることができませんでした。
二度目の参拝では「稲荷祝詞」を奏上。唱えている最中、自分の周りにビュービューと強い風が吹いてきたのを覚えています。

その時は時間がなくて、裏のお塚エリアを回ることはできませんでした。次に参拝する時の楽しみに取っておこうと考えています。

識子さん曰く東伏見稲荷神社の神様は神格が高く穏やかな性質だそうです。
お塚エリアのお稲荷様たちも仲良しでにぎやか。本殿の神様の優しいご神気が境内に満ちていて、お塚エリアもポカポカしたよい雰囲気と本の中で紹介されていました。
\東伏見稲荷神社の話が載っている本はこちら/
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私自身もお塚を散策していたところ、キアゲハがご挨拶してくれるなど、ほんわかした気分で参拝することができました。
子供が生まれてからまだ訪問できていないので、そのうち娘を連れて参拝に伺う予定。今度はお塚エリア「権太夫社」のお稲荷様にもご挨拶したいと考えています。
\神社のいろはが学べる一冊/
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