
こんにちは、管理人の火沢火洋です。
皆さんは神社に祀られている「お稲荷様」に対しどんな印象を持っていますか?
「金運アップや商売繁盛に強い」「立身出世のご利益がある」などのイメージを持つ方が多いかと思いますが、実はお稲荷様は人の一番身近に寄り添ってくれる神様。

私もご縁をいただいて、自宅の神棚にお稲荷様をお祀りしています。
そこで本記事では、神仏研究家の桜井識子さん(以下、識子さん)の著書『お稲荷さんのすごいひみつ』を元に、稲荷神社のご祭神「お稲荷様」について紹介します。
お稲荷さまとは
日本各地の神社に祀られている神様にはたくさんの種類がいますが、お稲荷様もその一種。

キツネに似た姿をしていますが、動物のキツネとは違います。
お稲荷様は地上に生まれたことのない自然霊で、動物のキツネが亡くなってもお稲荷様になるわけではありません。

ご祭神の「眷属」として修業を重ねることで神様になります。
様々な神様の眷属になることができるのが特徴で、仏様や牛頭天皇(神様と仏様の中間的な存在)の眷属にもなれる稀有な存在です。

お稲荷様の体の色は、白が大半。
修行を積んで神格が上がると白色から黄金色に変化します。金色に見えるお稲荷様は神格がかなり高く、一般のお稲荷さんと比べて格段にパワーアップした状態。
さらに神格が上がると体の色がなくなって透明になり、キツネの姿ではなくなります。

ここまで神格が高いのは、京都の伏見稲荷大社のご祭神であるお稲荷様。
地上で最も力が強い「山岳系」神様と並ぶほど、神格やパワーが高いのが特徴。お稲荷様はパワーの大きさと体の大きさが比例するため、大きな姿のお稲荷さんほど力が強くなります。
神社に祀られているお稲荷様は主に2種類。眷属から神様になった場合と自然霊から神様になった場合の2タイプです。

神様として神社に鎮座した場合、パワーに差はないものの姿が若干違います
眷属として修業を重ねて神様になったお稲荷様はしっぽの先が割れておらず一本のまま。
それ以外のお稲荷様は、尻尾の先が二つに割れているタイプが大半です。自然霊には5本や9本のしっぽをもつお稲荷様もいますが、神様になることはあまりないんだとか…。
なお神社に祀られたお稲荷様は「人間の信仰」がエネルギーの一部になっています。

たくさん人が参拝する神社であれば、お稲荷様も元気ハツラツ。
その一方で参拝客が少なく寂れた神社のお稲荷様は力が弱ってしまいます。元気のないお稲荷様は毛ヅヤも悪くなるそうです。
身近に寄り添ってくれる神様
実はお稲荷様は人の一番身近に寄り添ってくれる神様。

日常のささいなトラブルや危険からも守ってくれます。
識子さんが境内に稲荷社のある神社のご祭神に話を聞いたところ、どの神様も「稲荷は働き者だ」と言ったそうです。
神様には山岳系をはじめ、龍神や天狗、天満様、八幡様と様々な種類がいます。その中でも人間のわずかな得のために走り回るのはお稲荷様だけ。

お稲荷様を家の神棚に祀ると、さらに寄り添うように守ってくれます。
神棚に居てお願いを聞くだけでなく、危険を察知するとすぐ助けに来てくれたり、避けられる危険なら避けるようにしてくれたり…。
面倒見が良いことに加え、人間のために動き回ることを厭わないので、ご縁をくださるお稲荷様がいたら「超」がつくほどラッキーなのです。
お稲荷様の意外な好物
お稲荷様へのお供え物は、「油揚げ」や「いなり寿司」が定番。
ですが、識子さんが取材で訪れた神社の中には「鶏肉」が好物というお稲荷様がいました。

実はお稲荷様にとって鶏肉はご馳走。
生でもオッケーですが、醤油で煮た鶏肉が好きらしく、里芋やれんこんが入ってるとさらに嬉しいそうです。
その他「日本酒」も喜ばれるほか、お供え物には「赤飯」や「果物」もおすすめ。わが家は日本酒を買ってくる度、神棚にお供えしています。
金運に強いのは本当
識子さん曰く、お稲荷様は「稲を実らせるようにお金を実らせる」ので金運アップに強いのは本当です。

個人でも企業でもご利益を頂けます

大企業の社内に稲荷神社が設けられているのはそれが理由。
昔は五穀豊穣の祈願が一般的なお稲荷様でしたが現在では金運アップや事業繁栄、商売繁盛などの祈願が多くなっています。
識子さん曰く、「出世」や「平癒」などの特別なご利益に特化したお稲荷さんもいれば、「戦」に強いお稲荷さんもいるんだとか…

お稲荷様への願掛けは基本的に何でもオッケー。
ただし小さな祠やお社のお稲荷さんは、縁結びや合格祈願があまり得意ではないそうです。
お稲荷様は叱ることがある
識子さんによると、ごく一部に限られるものの、人間を「叱る」お稲荷様もいます。

人間を叱るのはご祭神ではなく、眷属クラスで鎮座しているお稲荷様。
叱られる対象は過去に足しげく参拝していたものの、今はまったく通っていないという人(ご縁をいただいている人)です。

実は参拝者の「神様を信仰する念」はお稲荷さんのエネルギーの一部。
信仰する人(参拝者)が多いほど、お稲荷さんはどんどんパワーがついて大きくなります。それに伴い、ますます願い事が叶いやすくなるのです。

この場合は何の問題もありません。
しかし、参拝者が激減するとお稲荷さんは元気がなくなります。通常は社殿の空間に座っていますが、疲弊して丸まっていることもあるそうです。

参拝に来る人が極端に減ってさびれてしまうと、パワーも大幅にダウン。
そうなると、眷属クラスのお稲荷様は怒ることがあります。「以前はよく参拝に来ていたのになぜ来なくなったのだ」と…。
そのため、眷属クラスが鎮座するような小さな祠やお社に祀られたお稲荷様を信仰するのは慎重にしなければなりません。

神様にご縁をいただければ特別に目をかけてもらえます。
しかし、それがお稲荷様の場合、パワーが無くなって落ちぶれた時に怒られるのは「ご縁をいただいている人」なのです。
祟るのはお稲荷様でなく野狐
補足ですが、お稲荷様は「叱る」ことはあっても「祟り」ではありません。

神様に失礼をした、参拝しなくなったなど、参拝者に原因があるからです。
叱られているかもしれない人は神社へ謝罪に行き誠心誠意お詫びすれば許してもらえます。

実は人間を「祟る」のはお稲荷様ではなく「野狐(やこ)」。
見た目はお稲荷様と同じなので、姿では見分けがつきません。人間にイタズラして面白がる、害がないキツネ姿の自然霊もいるそうですがこちらも姿は同じ。

どれが神様で、どれが野狐か、波動で分かなければ判別は難しいのだとか…
ちなみに「魔」の仲間である野狐の「祟り」は、容赦ないほど悪質。人に取り憑いて苦しめたり、ひどい障りを与えたりします。
識子さん曰く、野狐を見た昔の人が「キツネだ」といったせいで、キツネなら稲荷だと誤解され、お稲荷様が祟るという話に発展したとのこと…。

お稲荷様にとってはまさに濡れ衣。
「祟る」というのは迷信で、お稲荷様には迷惑な話なのです。
まとめ
以上、神社に祀られているお稲荷様について紹介しました。

数ある神々の中で、お稲荷様は人間の一番身近に寄り添ってくれる神様。
金運アップや商売繁盛だけでなく、日常の些細なことでも守ってほしいという方にはお稲荷様からご縁をいただくのがおすすめです。
なお、上記のお話は神仏研究家の桜井識子さんの著書『お稲荷さんのすごいひみつ』を参考にした内容です。
気になる方はぜひ本書を読んでみてください。
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