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私が中野沼袋氷川神社を知ったのは妻が妊娠してからのこと。安産祈願を受ける神社を探していた時のことでした。
そこで見つけたのが、安産祈願の社として有名な「中野沼袋氷川神社」。
駐車場が完備されており、身重な妻を連れていくにも便利だったため、こちらを選びました。
実際に参拝してみると、コンパクトな境内に見所がたくさん詰まった素敵な神社。安産祈願だけでなく、出産後のお宮参りでも訪れました。
そこで本記事では、わが家が中野沼袋氷川神社を参拝した際の実体験を紹介します。
戌の日に参拝
わが家は、妻が妊娠５か月目の戌の日に中野沼袋氷川神社を参拝しました。
車で来訪したのですが、駐車場が広く停めやすかったです。
土日は混雑するだろうと考えて、空いていそうな平日を狙って訪れました。
中野沼袋氷川神社では、平日の場合「予約無し」で祈祷してもらえる日が大半（ホームページ上の予約画面で確認できます）。
予約せず、直接神社へ向かいました。
神様へのご挨拶は午前中がベストですが、支度に時間がかかり、神社へ到着したのは11時過ぎ。
午前中の祈祷にギリギリで間に合った感じです。
安産祈願のご祈祷
中野沼袋氷川神社では正時から30分おきに祈祷を行っています。この日は平日でしたが、わが家と同じタイミングで、もう一組のご夫婦が安産祈願を受けに来ていました。
社務所で申込を済ませたら案内されるまま社殿へ移動。
本来は安産祈願の絵馬に願い事を書いて、神前に置いた状態で祈祷を受けるらしいですが、わが家はぎりぎりの到着だったので、先にご祈祷。
持参した妊婦帯は係の方へ渡して神前に置いてもらいます。
神職、係の方とも非常に親切で、気持ちよく安産祈願のご祈祷を受けさせていただきました。
祈祷中に神前でご挨拶する場面では、もう一組の妊婦さんが大きなお腹を抱えながら深々とお辞儀をしていたのが今でも印象に残っています。
安産絵馬の奉納と子育て狛犬
祈祷を受け終わって授与品を頂いた後は待合室の大広間へ戻り、安産絵馬にお願い事を記入。
その際、神仏研究家の桜井識子さんの本で、絵馬に願い事を書く際は「文字」より「絵」のほうが念がこもりやすいという話を読んだことを思い出しました。
念がこもると眷属の目に留まり、願い事を叶えてもらいやすくなるらしい。
絵のデザインは願い事と関係なくてもよいので、この時は安産を願いながら、文字と一緒に愛犬達のイラストを添えてみました。
安産絵馬を書き終えたら、境内の絵馬掛けの所へ移動します。
近くに有名な「子育て狛犬」がいます
子供（子犬）を抱いてあやしている姿をしているため、「子育て狛犬」と呼ばれているそう。
３回撫でると、お産が軽くなるという言い伝えです。
わが家も子育て狛犬を３回撫でて安産を祈願。その後、絵馬を奉納しました。
三本願い松と境内社
そのほか境内には、幸せを呼ぶ「三本願い松」があります。
中野沼袋氷川神社の御神木として参拝者を見守り続ける松の木です。
この「三本願い松」に触れて安産を願うことで「母子ともに健康で豊かな日々を過ごせる」との説明がホームページに書かれていました。
三本願い松の後ろには、境内社が３社並んでいます。
正面向かって左が「天王社」、中央が「御嶽神社」、右が「稲荷神社」となっており、それぞれ病気平癒、火災・盗難除け、五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるとのことです。
普段はスルーしがちな境内社ですが、この時は一社ずつ参拝。
中野沼袋氷川神社の神様たちのご神気をたっぷり浴びて帰路に着きました。
安産祈願のその後
帰宅後は、安産祈願の授与品の腹帯（持参したものとは別）を試着。
神職曰く「ご神気の入った腹帯なので、ぜひ一度巻いてください」とのことだったので、さっそく妻のお腹に巻いてみました。
夫婦そろって慣れない手つきで巻くこと10分。ようやく綺麗に着用できました（笑）。
ご神気の入った腹帯を巻いて「これで安心してマタニティライフを送れるね」と妻と笑いながら話した記憶があります。
安産祈願で訪れた後も、出産までの間に計３回、中野沼袋氷川神社を参拝。
妻の臨月が近づいたころは、私一人で参拝に行くこともありました。
おかげさまで、同年の10月に妻が娘を無事出産。誕生日はなんと15日と、「神様の月」の「神様の日」に生まれるというミラクルでした。
これも中野沼袋氷川神社の神様からのご利益かなと思っています。
出産後には「お宮参り」でも中野沼袋氷川神社を参拝。お礼参りもかねていたので、日本酒（一升瓶二本を紐でくくったもの）を奉納しました。
安産祈願を通じ、わが家にとってかけがえのない存在となった中野沼袋氷川神社。これから出産を控える妊婦の方に、ぜひ参拝してもらいたい神社です。
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