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こんにちは、管理人の火沢火洋です。
本サイトで度々紹介している御岩神社、その後方にそびえる御岩山を登ってきました。

常陸國最古の霊山として有名な御岩山
関東屈指の深い歴史をもつ霊山で、最近では宇宙から光の柱が見えたなどと噂にもなっています。
そこで本記事では御岩山について紹介。
筆者が登ったルートを元に、神仏研究家の桜井識子さんの著書『にほん結界ふしぎ巡り』の情報も参考にしつつ、御岩山登山について解説します。
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御岩山とは
御岩山は、茨城県日立市にある御岩神社の後方にそびえる海抜530メートルの山です。

戦前の茨城四十五景、戦後の茨城百景の一つにも選出。頂上からは太平洋を一眼に遠く那須連山を一望できるなど、風光明媚な山として人気です。


周辺に高鈴山や神峰山が連なり、縦走やトレイルランにも適した山岳地域。
麓には御岩神社が鎮座し、山中は奥宮にあたる「かびれ神宮」が祀られているなど、日本屈指のパワースポットとしても有名です。


その一方、常陸國最古の霊山としても知られる御岩山。
古代より信仰の山として祀られており、中世からは修験の山としても栄え、山伏など信仰者が登拝するなど、関東屈指の深い歴史をもっています。

御岩山が文献で初めて現れたのは、713年編纂の「常陸國風土記」。
「かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記され、それを裏付けるように古代縄文人が神々を祀る祭祀遺跡が発掘されました。
御岩神社のホームページに載っている「霊場図」には、御岩山縁起の百八十八柱の神々が描かれており、関東有数の霊山であることが伺えます。
古来より神々の棲む「聖地」と崇められ、平地と隔絶した霊気漂う聖なる神域。それが御岩山です
御岩山のコースタイム

御岩神社のホームページによると、御岩山山頂までのコースタイムは片道60分(上り下りとも)。

登拝道入口の案内板によると、距離は約2キロだそうです。
修験の山のため登山道ではなく「参拝道」と表記されています。

ちなみに山頂は「かびれの高峰」と称される海抜530メートル地点を指します。


登拝道にはトイレや休憩場所(ベンチなど)はありません。
なお、御岩神社第一駐車場には日立市が設置した御岩山ハイキングコースの案内板があります。

こちらの案内では駐車場~御岩山山頂まで40分、下りは30分との記載。
御岩神社のホームページに載っている所要時間と差異があるのでご留意ください。
筆者が登った際の実所要時間
実際に、御岩山登山の所要時間はどのくらいか?

私が御岩山登山に要した時間は約90分※でした。
※登山の始点は御岩神社の拝殿付近にある表参道入口、終点は同じく拝殿付近の裏参道入口です。

以下、御岩山登山の詳細と地点ごとの所要時間について解説します。
御岩山登山の詳細
筆者が御岩山を登った行程は以下のとおり。
<御岩山登山に要した時間(約90分)>
・表参道入口~かびれ神宮:15分
└かびれ神宮参拝:10分
・かびれ神宮~御岩山山頂:15分
└御岩山山頂滞在:15分
・御岩山山頂~薩都神社:25分
└薩都神社参拝:5分
・薩都神社~裏参道入口:5分
御岩神社の駐車場~拝殿までの道のりは含まれていません。
以下、御岩山の上り・山頂での滞在・下りの行程に分けて紹介します。
上り(表参道)
御岩山の登拝道には、「表参道」と「裏参道」の2コースがあります。

どちらから登らなければならないという決まりはありません。

私は上りに「表参道」、下りに「裏参道」を使いました。
どちらも御岩神社拝殿後方に入口があります。

表参道は拝殿正面に向かって左手後方
入口には、紙垂のついたしめ縄があるので一目で分かります。

午前11時30分、しめ縄をくぐり登拝道に入るとそこからは一般的な登山道の様相。

木の根が地面に露出した箇所が出てくるものの、傾斜はゆるやかで歩きやすいです。

かびれ神宮へ向かう途中、下ってくる年配の男性一人とすれ違いました。
表参道入口から歩き始めて15分程経つと、かびれ神宮の社殿が見えてきました。

少しデコボコした大きな石段と石灯篭、苔むした境内は何とも神秘的な雰囲気を醸し出しています

この時、かびれ神宮には一組の先客がいたため、石段手前で5分ほど待機。
かびれ神宮社殿から下りてきた参拝者と軽く挨拶を交わした後、鳥居をくぐります。

するとそれまで空を覆っていた雲が割れて、急に晴れ間が差してきました。

「神様からの歓迎のサイン」に思わず嬉しくなりました。

かびれ神宮の社殿では持参した日本酒をお供え。

祝詞を唱えて丁寧にご挨拶しました。
この間に他の参拝者は来ず、参拝を終えて石段を下りている時に年配の女性が一人登ってきました
その後、かびれ神宮の周囲を撮影すること数分。

かびれ神宮の滞在時間は計10分ほどでした。
かびれ神宮の参拝後は、御岩山の山頂を目指してふたたび登りだします。
案内版に沿って進むと、かびれ神宮のすぐ先に「御岩山山頂」と「裏参道」二手に分かれる道が出てきます。

山頂へ行かない方は、ここで裏参道を下って御岩神社方面へ下山できます。

筆者は迷わず御岩山頂上の道を選択。
かびれ神宮を過ぎてからも、登拝道には案内板が何か所も立っているので道順は分かりやすいです

頂上手前は何か所か急登エリアが出てきます。

ここ最近、運動不足のため少し息が上がりましたが、急登はそれほど長くないので安心です。

私が御岩山を登ったのは5月15日。
気温は20℃に届かず、やや肌寒い一日でした。
登ってくる途中で羽織っていた長袖を脱ぎましたが、軽~く汗ばむ程度で山頂に到着。
かびれ神宮~山頂までの所要時間は15分でした。
御岩山山頂にて
私が山頂に着いた時は二組の先客がいましたが、その後すぐに私一人となりました。

御岩山の海抜は530メートル、山頂であっても周囲は樹林に囲まれています
ただ頂上の岩に向かって右の視界が抜けており、そこから周囲の山々を眺望することができます。

神仏研究家の桜井識子さんが言うとおり「もっと標高が高いのでは?」と思う程の雄大な景色。

山頂では周囲の山々を眺めたり、パワースポットとして有名な岩に上ったりして過ごしました。

以下の写真は、識子さんがブログで「空海さんが座禅をしそう」と紹介した山頂にある岩です。

座禅はしませんでしたが(笑)、ここに立って山々と空を眺め、神様の高波動をたっぷり充電。
ほかにも周囲を撮影したりと、御岩山山頂に居た時間は15分程。少し長めの滞在となりました。
下り(裏参道)
そうこうしているうち、御岩山の山頂には1人、また1人と参拝客が登ってきます。

登り始めた時は曇り空でしたが、頂上に着く頃には青空が広がった御岩山。
あまりの気持ちよさに本当はもう少し居たかったのですが、頃合いだと思い下山することに。
山頂へ登ってきた道を下って、かびれ神宮近くの分岐まで下ります。

途中、急登付近で年配の女性とすれ違いました。
体力的に少ししんどい様子でハアハアと肩で息をしていました。

年配の女性から「山頂までどのくらいですか?」との質問。
私は「この後、一旦少し下ってから最後の登りがあります。そこを登りきればもうすぐですよ」と答えました。
女性はやや辛そうでしたが、笑顔で「ありがとうございます」とお礼を言って登っていきました。

私はかびれ神宮付近の分岐まで下り、今度は裏参道(神社方面)へ。

気持ちを入れ直し、足元に気をつけながら下っていきます。

裏参道を下っていると、途中で裏参道から登ってくる年配の女性二人とすれ違いました。

GW明けの平日ですが、流石は人気のパワースポット。
表参道、かびれ神宮、山頂、裏参道どの場所でも参拝客と出くわします。
混雑していないものの適度に人がいる山なので、一人で登るのが心細いという方におすすめです。

御岩山山頂から25分ほど下ると薩都神社が登場。

正式名称は「薩都神社中宮(さとじんじゃちゅうぐう)」です。

御岩神社のホームページによると、ご祭神は立速日男命(たちはやひをのみこと)となっています
私が到着した時、年配の女性一人がちょうど参拝を終えたところでした。

その後は私一人になったので、祝詞を唱えてご挨拶。
社殿の周囲をぐるっと回ったり、写真を撮ったりして、薩都神社には5分ほど滞在しました。
その間、若い男性一人が私を追い抜き神社方面に下っていきます。
彼の後を追うように、その後は一気に下って御岩神社付近の裏参道入口に到着。

手元の時計をみると12:55。およそ90分におよぶ御岩山登山を無事に終えました。
桜井識子さんも登った御岩山
実は神仏研究家で人気ブロガーの桜井識子さんも御岩山を登っています。
その時の詳細は、識子さんの著書『にほんの結界ふしぎ巡り』という本で紹介されていました。

本によると識子さんも私と同じく拝殿左側(表参道)から登ったそうです。
山頂までの所要時間は30分ほどで、それほど辛い登山ではなかったとのこと。

山頂の大きな岩とその周辺がパワースポットだと本に書かれていました。

なお識子さん曰く、御岩神社のご祭神は、地上で最も神格の高い「山岳系」の神様。
あたり一帯の山々をおさめており、人間を慈しむ気持ちが強く、素晴らしい神様だそうです。
著書では、御岩山を登りながら識子さんが神様に質問や相談するシーンが描かれていました。

「宇宙から光の柱が見えた」と、噂になる理由がよくわかったそうです。
とりわけ御岩山の山頂はパワー溢れる聖域。

神様の高波動をたくさん浴びられるので、登れる人は山頂まで行くのがおすすめだそうです。
まとめ
以上、御岩神社の後方にそびえる御岩山について紹介しました。

常陸國最古の霊山であり、日本屈指のパワースポットである御岩山。
御岩神社を参拝した後は、ぜひ奥宮のかびれ神宮と山頂も訪れてみてください。
なお、本記事で紹介した桜井識子さんの御岩山の登山話は、著書『にほん結界ふしぎ巡り』に掲載されています。
詳細が気になる方は本書を読んでみてください。
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